介護サービスの利用者
第1号被保険者 | 第2号被保険者 | |
---|---|---|
対象者 | 65歳以上の者 | 40歳から64歳までの医療保険加入者 |
人数 | 3,202万人 (65~74歳:1,652万人 75歳以上:1,549万人) |
4,247万人 |
受給要件 | ●要介護状態(寝たきり、認知症等で介護が必要な状態) ●要支援状態(日常生活に支援が必要な状態) |
要介護、要支援状態が、末期がん・関節リウマチ等の加齢に起因する疾病(特定疾病)による場合に限定 |
要介護(要支援)認定者数と被保険者に占める割合 | 569万人(17.8%) (65~74歳:72万人(4.4%)、75歳以上:497万人(32.1%)) |
15万人(0.4%) |
保険料負担 | 市町村が徴収(原則、年金から天引き) | 医療保険者が医療保険の保険料と一括徴収 |
※厚生労働省「公的介護保険制度の現状と今後の役割(平成27年度)」p11より
※第1号被保険者にかかる人数は、平成25年度末現在の数
※第2号被保険者にかかる人数は、平成25年度内の月平均値の数
第2号被保険者の受給要件にかかる特定疾病
加齢に伴って生ずる下記疾病が原因で要介護、要支援状態になった場合に介護保険サービスを受けることができます(介護保険法施行令2条)。交通事故や特定疾病以外の疾病等によって介護が必要になった場合は、介護保険の対象とはなりませんので注意しましょう。
- がん【がん末期】
(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。) - 関節リウマチ
- 筋萎縮性側索硬化症
- 後縦靱帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗鬆症
- 初老期における認知症
- 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
【パーキンソン病関連疾患】 - 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
介護サービスの利用までの流れ
※厚生労働省「介護予防・日常生活支援総合事業ガイドライン(概要)」p19より
(参照)厚生労働省HP